第15番札所 白岩山 長谷寺 金峯山修験本宗 群馬県高崎市
第十五番札所の白岩山・長谷寺は、JR高崎線の高崎駅から榛名湖行きの群馬バスに約25分乗ってドドメキのバス停で下車、バス停から25分くらいゆるやかな坂道を歩いて参拝します。
道は舗装されていますが、ゆったりした上り坂が続き、普段平坦なところしか歩かない私たちは息を切らし汗をかきながら歩きました。
途中で少し休みましたがけっこうきつかったので、道路沿いに長谷寺の幟が見えてきた時には嬉しかったですね。
長谷寺は686年に役ノ行者が開基したとされる名刹で、御本尊は十一面観世音菩薩です。ただ資料が不足しているため創建年代等については不詳であり、聖武天皇の勅願により徳道上人が創建されたとも、行基が十一面観音を刻んだとも伝えられているとの事。
境内はそれ程広いわけでもなく、こじんまりした開放感のある普通のお寺といった感じです。
室町時代に建立されたと伝えられる高崎市指定文化財の仁王門を抜けると、真正面に観音堂があり、右手に御朱印を頂く納経所があります。
納経所で拝観料を200円払うと観音堂の中に入ってお参りができます。観音堂の中には観音様と役の行者の像が祀られていました。
御朱印を頂き帰路につきますが、帰りはドドメキのバス停まで緩やかな下り坂でだいぶ楽でした。