第九番札所 都幾山 慈光寺 天台宗 埼玉県比企郡ときがわ町
第九番札所の都幾山・慈光寺には、東武越生線(JR八高線)の越生駅から、ときがわ町の路線バスに乗り、せせらぎバスセンターで乗り換えて行きました。
33観音巡礼も東京と神奈川のお寺は比較的お参りが楽ですが、埼玉・茨城・群馬・栃木となると、なかなか大変になります。それでも慈光寺は、ときがわ町が観光に力を入れているのでまだ楽な方です。
ただバスの運行状況はときがわ町のサイトか バスの時刻表 で確認したほうが良いですね。
私たちが出かけた季節は、サイクリングを楽しむグループを沢山見かけましたが、あの辺はサイクリングが盛んなのでしょうか。バスから観る景色はのびのびしていて気持ちが良かったですね。
バスは慈光寺入り口までのバスと慈光寺まで直接行くバス(但し休日のみ)がありましたが、慈光寺入り口から慈光寺までは山道を約30分くらい歩くらしく、そんなに歩く自信がなかった私たちは慈光寺まで直接行くバスに乗りました。
寺伝によれば、慈光寺は天武天皇2年(西暦 673年)癸酉に、興福寺の僧慈訓が千手観音堂を建て観音霊場として開基したとの事で、埼玉最古の寺院とも言われています。
そうした歴史を感じさせる山寺の趣きがありますが、まず山門をくぐったら左側にある参道の石畳の階段を昇って、ご本尊の十一面千手千眼観世音菩薩を奉る観音堂にお参りします。ご本尊は秘仏ということで、ご開帳は毎年4月の第二日曜日と決まっているようです。
観音堂にお参りした後は本堂まで戻って御朱印を頂きますが、本堂には靴を脱いでから入るので、一番の杉本寺と同じように参拝に来たという感じが強くします。
御朱印を頂く場所でフレンドリィな雰囲気のご住職から有難いお話が聞けます。
お参りした後は時刻表を確認してバスに乗り、今度は慈光寺入り口で下車して、やすらぎの家と言う古民家を改造した食事処で昼食にうどんを戴きました。コシの強いうどんでなかなか美味しかったです。
本尊:十一面千手千眼観世音菩薩
所在:埼玉県比企郡ときがわ町西平386
納経時間:(夏) 8:00 ~ 17:00
(冬) 9:00 ~ 16:00
拝観料:なし
詠歌:聞くからに 大慈大悲の 慈光寺 誓いも共に 深きいわどの