第8番札所 妙法山 星谷寺 真言宗大覚寺派 神奈川県座間市
第八番札所の妙法山・星谷寺は、小田急線座間駅から徒歩でおよそ5分くらいのところにあります。一見したところは、町の中にあるごく普通の寺院といった雰囲気ですが、境内に入るとまずは立派な仁王像が二体お迎えしてくれます。
星谷寺は天平年間(729年~749年)に今より北の方角に行基により創建され、鎌倉時代に怪火により観音堂が焼失したことにより現在地に移されたと伝えられているそうです。
小田原・北條氏の保護や徳川氏の寺領寄進などにより大いに栄えましたが、現在は全体的にこぎれいに新しくしたお寺さんという印象です。
ただ境内の梵鐘は東日本最古の鋳造で、国の重要文化財に指定されています。
ご本尊の聖観世音は「厨子は午年の10月18日にしか開けてはならない」という伝承がある秘仏ですので、直接拝むことは出来ませんでした。
また星谷寺の七不思議とかいう伝承があるようですが、案内図がちょっと分かりづらかったですね。
妙法山 星谷寺(星の谷観音)の御朱印と情報
本尊:聖観世音菩薩
所在:神奈川県座間市入谷3-3583-1
納経時間:(夏) 8:00 ~ 17:00
:(冬) 8:00 ~ 16:30
拝観料:なし
詠歌:障りなす 迷ひの雲を ふき払ひ 月もろともに 拝む星の谷