坂東三十三観音霊場を歩く

第11番札所 岩殿山 安楽寺(吉見観音)

第11番札所 岩殿山 安楽寺 真言宗智山派 埼玉県比企郡吉見町

  • 安楽寺の仁王門
  • 安楽寺の本堂
  • 本堂の扁額
  • 寛永年間に建築された三重塔

第十一番札所の岩殿山・安楽寺は、東武東上線東松山駅から鴻巣免許センター行の川越観光バスに乗車して、久保田バス停から徒歩30分のところにあります。

しかし30分も歩きたくなかったので、私たちは比企吉見農協バス停で下車して、道路を挟んだ反対側にある「道の駅いちごの里よしみ」に行き、ここから吉見町巡回バスに乗りました。

吉見町巡回バスは道の駅と東武線の森林公園駅の間を巡回しているようなので、森林公園から乗る事も出来ますね。但しこのバスの本数は少ないので、道の駅でけっこう待ちます。時刻表 を確認したほうが無難です。

私たちが出かけたのは日曜でしたので、道の駅に沢山の露店が出店していました。道の駅でソフトクリームをなめて、コーヒーを飲んで時間を潰しました。

巡回バスに乗り御所団地南で下車、バス停から約10分程参道を歩けば安楽寺です。

入り口から階段を少し登ると仁王門、さらに階段を上がると本堂が見えてきます。本堂の横には埼玉県の指定文化財のバランスの良い三重塔が建っていて、歴史を感じさせてくれます。

  • 安楽寺の境内
  • 吉見大仏
  • 鐘楼堂

安楽寺は奈良時代に行基が聖観音像を安置したのに始まり、平安時代に坂上田村麻呂が堂宇を建立したと伝えられています。

厄除・安産・子育の観音さまとして信仰を集めているということで、参拝される方が多くいらっしゃいましたが、大体クルマで来ているようで、巡回バスを使って来る方はあまりいないようです。

お参りを済ませ御朱印を頂いてから、帰りは参道の途中に有ったお店で名物の厄除けだんごでも食べて少し時間を潰そうかと思っていましたが、何とお店は早仕舞いしてしまい、お参りをした後で道の駅に戻るバスを待つ間、何もすることが有りません。

近くにコンビニも見当たらないし困りました。もう少しゆっくりと安楽寺に居れば良かったと反省しました。

帰りは道の駅でいちごを買い、JR鴻巣駅に出て帰路につきました。


岩殿山 安楽寺(吉見観音)の御朱印と情報

安楽寺の御朱印

本尊:聖観世音菩薩
所在:埼玉県比企郡吉見町御所374
納経時間:(夏) 8:00 ~ 17:00
    :(冬) 9:00 ~ 16:00
拝観料:なし
詠歌:吉見よと 天の岩戸を 押し開き 大慈大悲の 誓いたのもし

安楽寺の公式サイトへ