坂東三十三観音霊場を歩く

第13番札所 金龍山 浅草寺(浅草観音)

第13番札所 金龍山 浅草寺 聖観音宗 東京都台東区

  • 浅草寺雷門
  • 浅草の仲見世
  • 仁王門
  • 本堂(観音堂)

坂東三十三観音の第十三番札所は浅草の観音さまで知られた浅草寺。江戸情緒を感じさせる東京第一の観光名所で、私自身若かりし頃の勤務地が浅草でしたので、もう数えきれないほどお参りしています。

最寄り駅は東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線、東武スカイツリーラインの浅草駅になります。同じ坂東三十三観音霊場の札所でも、交通の便は最難所の21番日輪寺とは随分な違いですよね。

伝承によれば、浅草寺は推古天皇36年(西暦 628年)に漁師の網にかかった仏像・聖観音像を供養したのが始まりとされています。

大化元年(西暦 645年)に勝海上人が観音さまのお告げにより本尊の聖観音像を秘仏と定めてお寺を整備し、民衆の信仰を広く集めて今に至るとの事です。

御本尊は絶対秘仏のため、当然ながら直接目にすることは出来ません。

私たちが坂東三十三観音巡りで参拝した時は、早朝にお参りしたので混雑はしていませんでしたが、ちょうど「平成本堂大営繕」が行われていた時期で、本堂がすっぽりと工事用に覆われていました。(このサイトの本堂の写真は後日撮影したものです)

  • 五重塔
  • 御朱印を頂く影向堂
  • 境内の仏像
  • まだ工事中だったスカイツリー

浅草寺には良く行きますが、本当に参拝に出かけたと言えるのは初詣の時くらいで、あとは仲見世を通ったり露店を素見したりする事が多くて、真剣にお参りすることはあまりありません。

こうして霊場巡りで参拝してみると、やっぱり安易な気持ちで来ているのとは少々違った気持ちになって良いものです。

御朱印は影向堂で頂きますけど、9時からと言うことでしたから少し境内を歩いてみました。今まであまり気に留めたことはなかったけど、境内に色々なお堂や仏像があるんですね。

何となくお上りさんのような気分で、久しぶりにゆったりと境内を廻りましたが、こうしてみると流石に立派なお寺さんです。

私たちが参拝した頃はまだ東京スカイツリーが工事中で、浅草寺からその様子が少し伺えました。


金龍山 浅草寺(浅草観音)の御朱印と情報

浅草寺の御朱印

本尊:聖観世音菩薩
所在:東京都台東区浅草2-3-1
納経時間:(夏) 6:00 ~ 17:00
   :(冬) 6:30 ~ 17:00
拝観料:なし
詠歌:ふかきとが 今よりのちは よもあらじ つみ浅草に まいる身なれば

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